現在、様々な分野においてグローバル化が進んでいます。これまでは日本国内だけを対象にしていた企業でも、ネットの普及が相まって海外とやり取りをしなければならなくなったケースもあるかもしれません。こうしたグローバル時代に対応するためには、組織英語力が求められます。組織英語力とは組織全体の英語力、つまり企業に属する社員個々の英語力ではなく企業全体としての英語力のことです。グローバル化が進む現代において、組織英語力を向上させることは必要不可欠なことだと言えます。
一方で、企業全体の英語力を上げることは大きな課題でもあるでしょう。企業全体の英語力を向上させる上で大切になるのは、社員一人ひとりのモチベーションを上げること、英語力をアップさせるための研修を充実させることです。社員のモチベーションを上げる際には、目的を明確にすることが有効と言えます。目的が明確であればどこまで達成できたのかはっきりしますし、目的を達成したときにやりがいを感じるため、さらに頑張ろうというモチベーションにつながります。そこで定期的にテストをしたり、学んだことを実践できる場を準備したりするのが大切です。
また、社員が学びやすいような研修を充実させることも欠かせません。一人ひとりのレベルにカスタマイズした研修や、予定が組みやすいオンライン形式の研修などを充実させるのは良い方法です。組織英語力を向上させるためには、企業と社員が一丸となって努力する必要があります。